パンノオト

「パン屋さんのショーケースのオーダー」

パンノオト様

design:Yさん/dasiuke imai
planning:daisuke imai
producer:tatsuya suzuki
painting:tatsuya suzuki

路面販売のパン屋さんのカウンター

お店が開きました。

サラサララ サラサララ
風が通りぬけました
ポロロン ポロロン
風の便りが届きました
「今度広場の角にお店ができたそうですよ。」
良い香りがしてきました
パチン、お店から聞こえるその音は
パチン、どうやらパンが焼けたようです

以前仕事でお付き合いのあったMさんがその会社を退職し、結婚してYさんとなってから父あてに1本の電話を掛けてきました。
「こんど主人とパン屋さんを開くことになりました。国内産小麦を使った天然酵母のパン屋です。
お店自体は小さいのでタバコ屋さんのように対面販売ができるような形にしたくて・・。今井さんにその対面カウンターを作ってもらいたいと思いましてお電話したのです。」
ということでした。
私も以前のその仕事で何度か顔を合わせた事があるかただったので「へぇー、パン屋さんを開くのかぁ。」なんて楽しみに思っておりました。
それからしばらくしてYさんよりFAXが届きました。また、「イメージに近いもの」ということで雑誌のコピーまで用意してくださいました。楽しそうな形です。打ち合わせには私も参加してシンプルだけど可愛らしい形にまとまったのが5月の頭でした。
それはまず今そのお店についている正面のドアを取り払ってそこに対面式のショーケースとカウンターをはめ込むと言うものでした。
ガラス越しに映るYさん。
「いいねっ。良い具合のショーケースができました。」と、にこやかに微笑んでくれています。

路面販売のパン屋さんのカウンター

「いらっしゃいませ。」風とともに気持の良い声がとおります。

路面販売のパン屋さんのカウンター

元々あった、扉を外して、下地の枠を取り付け始めたところ。この状態だと普通のお店のように映りますね。

路面販売のパン屋さんのカウンター

折れ戸を開けた様子。そして、カウンターを折り畳んだ様子。 このお店は防犯上、シャッターがあるのですが、それを降ろすと、カウンターが当っちゃう。そこで、カウンターを折りたたみ式にしたのです。

路面販売のパン屋さんのカウンター

店内から見たストック収納部分。

路面販売のパン屋さんのカウンター

焼いたパンはここから置かれていきます。

路面販売のパン屋さんのカウンター

店内から見るとこのような感じ。気持ち良く緑が映ります。

パン屋さんのショーケース

費用については、お問い合わせくださいませ。

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